私が「親なきあと」に取り組む理由
皆さん、こんにちは。
「親なきあと」相談室 関西ネットワークの代表理事をしております、
藤原由親(ふじわらよしちか)と申します。
本業は相続専門の税理士です。
関西ネットワークでは主に遺言や後見、信託、税金に関するご相談を担当しています。
「初投稿は自己紹介」という流れになっているようなので(笑)、
それにならって自己紹介をしたいと思います。
ウチは妻と子供3人の5人家族。
子供は中学校3年生の長女、同じく1年生の二女、小学校5年生の長男です。
そして中学校1年生の二女がダウン症です。
二女はダンスや歌が大好きで、ダンスチームに所属してエンジョイしています。
最近は嵐やtwiceがお気に入りのようです。今年から地域の中学校に入学しました。
なんだかんだとありますが、家族5人で楽しく暮らしています。
しかし、二女が生まれたときは、さすがにショックがありました。
そして最初に頭に浮かんだのは、
「この子は私ら夫婦がいなくなったらどうなるんやろう?」
という想いでした。
私が相続に関わる仕事をしていたからかもしれません。
完全には自立できないであろう二女の「親なきあと」をすぐに連想しました。
「どこに住むの?」「誰が面倒を見てくれるの?」「お金の管理は?」「病院は?」…。
色々調べてはみるけれど、はっきりしたことはわからない。
ただ、漠然とした不安だけが残りました。
私は「親なきあと」のインフラがまだまだ整っていないのだなと感じました。
そうであればこの子のために私は何ができるのだろう?
曲がりなりにも相続専門の法律家なんだから、
「親なきあと」の法律について情報発信していくことはできるんじゃないか?
そう思ったときから私の「親なきあと」活動は始まりました。
「親心の記録」という「親なきあと」支援ブックの無料配布を通じ、
その配布先で相続・遺言セミナーをさせていただくようになりました。
そして、その活動を通じてもう一人の代表理事である藤井奈緒と知り合いました。
彼女のパワーに引っ張られる形(?)で
一般社団法人「親なきあと」相談室 関西ネットワークを立ち上げ、
障がい者の家族という同じ立場で、かつ各分野の専門家であるメンバーとともに
月一回のセミナーを始め、現在に至ります。
おかげさまで毎月のセミナーはご好評をいただき、
関西ネットワークも立ち上げからはや一年が経ちました。
コロナ禍の現状では会場に集まってのセミナーは難しいですが、
近日中にWEBを使ってのセミナーを再開する予定です。
アナログなメンバーばかりなので準備にまごまごしておりますが、
何とか開催にこぎつけられそうです。
今後も皆さんのお役に立つ情報を発信していければと思っております。
まだまだ未熟な組織ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
代表理事 藤原由親